外壁塗装を行うべきタイミングは?

2021.11.19


外壁は、定期的に塗り替えを行う必要があります。
しかし、「どのタイミングで塗り替えればよいかわからない……」という方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、外壁塗装を行うべきタイミングについてご紹介いたします。
外壁塗装は適正なタイミングで行うことで、住まいを長持ちさせることができます。

■外壁塗装を行うべきタイミングは?
外壁塗装を行うタイミングは、一般的に10年に一度と言われています。
しかし、これはあくまで目安です。
なぜなら、住まいが置かれている環境や、使用している塗料の種類によって劣化の速度が異なるからです。
劣化の進行が早いと、10年では手遅れの場合もあります。
そのため、日頃から外壁の状態をチェックして、劣化に早めに気づくことが大切です。

■外壁の劣化症状
以下のような劣化症状が、住まいの外壁に見られるようでしたら、外壁塗装をご検討ください。

○外壁の色あせ【劣化進行度:低】

外壁の塗膜に劣化が見られなくとも、外壁が塗り替え当初より色あせをしている場合は、そろそろ外壁塗装のタイミングです。
外壁の色あせは塗膜劣化が始まっているサインです。

○チョーキング【劣化進行度:中】

外壁を触ると、手に白い粉がつくことがあります。
これは、チョーキング現象と呼ばれ、外壁の塗料が経年劣化により分離したものです。
そのまま放置してしまうと、ひび割れや塗膜の剥がれなどにもつながる可能性があります。

○塗膜の膨れ、剥離【劣化進行度:高】

外壁の塗膜が膨れていたり、剥がれていたりしませんか?
このような外壁塗膜の劣化が原因で起こる、塗膜の膨れ・剥離を放置しておくことで、外壁内部へ雨水が浸入してひび割れなどを引き起こす恐れがあります。

○クラック(ひび割れ)【劣化進行度:高】

外壁のひび割れのことを「クラック」と呼びます。
クラックの幅が0.3mm以下のものをヘアークラック、0.3mm以上のものを構造クラックと言います。
構造クラックがある場合には、劣化が進行していて危険な状態ですので、早急に外壁塗装を行いましょう。
クラックを放置しておくと、そこから雨水がどんどん浸入し、カビなどの原因になる他にも、住まいの強度低下の問題を引き起こす恐れがあります。

○シーリング材の剥がれ・割れ【劣化進行度:高】

サイディングボードの継ぎ目や窓のサッシ回りなど、シーリング部分が劣化し亀裂が生じていることがあります。
シーリング材が劣化している場合は、「増し打ち」や「打ち替え」を行い、目地部分からの雨水の浸入を防ぐ必要があります。

■まとめ
今回は、外壁塗装を行うべきタイミングについてご紹介いたしました。
先ほどもお伝えいたしましたが、外壁塗装を行うタイミングは、一般的に10年に一度と言われていますが、これはあくまで目安の期間です。
外壁の状態をチェックすることを習慣付けて、劣化に早めに気づくことが大切です。

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