外壁塗装で使用する道具の種類と特徴をご紹介

2024.09.26

外壁塗装では、さまざまな道具を使用します。

安全で効率の良い作業を行うには、場所や用途にあわせて道具を使い分けることが大切。
今回は代表的な3つの塗り道具「ローラー」「刷毛(はけ)」「電動スプレーガン」をご紹介します。

 

最も使用する道具【ローラー】


ご自宅の外壁を思い出してみてください。外壁というのは基本的には平らなものですよね。
そのため、ローラーで塗れるところはローラーで塗り、細かいところは刷毛で塗るのが一般的になっています。

 

羊毛ローラー(ウールローラー)

ローラーの中でも使われる頻度が多い種類です。
羊毛のように柔らかな繊維でできたローラーで、塗料の伸びが良く、今ある模様をつぶさずに塗ることができます。
また、毛足の長さが3種類あり、「短毛・中毛・長毛」それぞれ、壁の溝の深さなどによって使い分けると、仕上がりがきれいになります。

 

砂骨ローラー(さこつローラー)

砂骨材入り塗料や弾性タイル材を塗装するのに最適で、ウールローラーと使い分けられることが多いローラーです。
一度に大量の塗料を吸い込むので厚塗りができ、凹凸のある模様をつけられます。

 

細かいところに塗装する道具【刷毛(はけ)】


こちらも使われる頻度が多い道具です。塗料の種類や塗る場所により、毛先の形や長さが変わってきます。

 

平刷毛:一番オーソドックスな刷毛。平らな面や広い面を塗るのに適しています。

寸胴刷毛:平らではなく、丸みのある形をした刷毛。 毛量が多く塗料をよく含み、粘度が高い塗料を使用する際に適しています。

筋交い刷毛:持ち手が斜めになっている刷毛。角やくぼみ部分などの細かい部分でよく使用されます。

上記以外にもまだまだ種類は多く、プロの職人は10種類以上を使い分ける場合もあります。

 

短時間で効率的に塗装できる道具【電動スプレーガン】


塗料を霧状にして噴射できる工具で、名前のとおりピストルのような形をしています。
施工時間が短いので効率が良く、きれいな塗装ができます。
しかし、ムラができやすいことや、周囲への塗料の飛散、騒音の問題などがあるため、扱いには技術が必要です。
スプレーガンは主に、エアスプレーとエアレススプレーの2つのタイプがあります。

 

エアスプレー:コンプレッサーで加圧された空気の圧力を塗料に当て、霧状にして噴射します。
塗料を入れる容器がスプレーガンの上部についているものを重力式、下部についているものを吸い上げ式、別のタンクに入れるものを圧送式といい、それぞれ使い勝手や噴射できる塗料の量が異なります。

エアレススプレー:空気を使わずに、塗料自体を圧縮して吹き付けます。
空気が含まれないため、一度に多くの塗料を出せる、粘度の高い塗料にも対応できる、といった特徴があります。
また、エアスプレーと比べて塗料の飛び散りが少ないため、無駄が少ない道具です。

▼株式会社さかい美建で導入した電動スプレーガン
・ウルトラクイックショット

まとめ


今回は、外壁塗装で使用する道具の種類と特徴をご紹介しました。
種類が豊富なので、用途にあわせて選ぶことが、効率的な作業ときれいな仕上がりにつながります。
弊社では、塗装品質に徹底的にこだわり、お客様の期待以上の仕上がりをご提供しております。ぜひお気軽にご相談ください。

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